マンスリー・レポート No.4 (2000年11月)
大学でチームによる講義

 先月号でもお知らせしました早稲田大学オープンカレッジでの、講座の概要と講師が以下のように固まりました。

 結果的に各社から広く講師の方に出ていただくことになり、ABICならではの活動になると期待されます。さらに神戸大学経済学部で来年前半14回にわたる特別講座を持つことで詳細検討を行っているほか、いくつかの大学、大学院から関心を寄せていただいています。

早稲田大学オープンカレッジ総合講座
(早稲田大学エクステンションセンター 2001年 春講座4月開講)
講座名:アジアと共に歩む21世紀(仮題)
 アジアで、長年にわたり幅広くビジネス展開をしてきた総合商社とそこで働く商社マンは、アジア経済の成長とともに歩み、その拡大発展の一翼を担うとともに、各国での経済活動を通じて、異文化との触れ合いと交流にも道を開き、日本とアジアの相互理解を深める一助を担ってきました。
 日本貿易会による、現地調査および産官学の関係者との意見交換等を踏まえた研究をもとに、アジア経済の現状と課題を分析し、ポテンシャリティの高いアジア経済の未来を予測するとともに今後の再生に向けてわが国政府および企業の果たすべき役割について言及します。また、商社の現役およびOBが、アジア各国における事業経験を織り込みつつ、最新の政治・経済事情を語ります。
第1回
 目覚めたアジア
  ―20世紀のまとめ―
今村  卓 丸紅(株)
丸紅経済研究所
経済調査チーム主任研究員
第2回
 日本にアジアは欠かせない
第3回
 韓国経済の現状と朝鮮半島情勢
藤田  徹 住友商事(株)
市場業務部次長
第4回
 インドネシア
  
その多様性と未来
森  和重 元 三井物産(株)
インドネシア代表
ジャカルタ支店長
第5回
 ベトナム
  
東洋の商人はいつ目覚める?

鈴木 信義

元 丸紅(株)
ハノイ出張所所長
第6回
 タイ
  ―
大きく変化している国、その要因
吉川 和夫 元 (株)トーメン
タイ・トーメン社社長
第7回
 インド
  
日本にとっての知られざる大国
岸川 榮一 元 ニチメン(株)
インド支配人
第8回
 フィリピン
  ―
イメージとは乖離する明るい実態
木村 秀志 元 住友商事(株)
マニラ支店長
第9回
 新世紀におけるアジアの課題
増渕 文規 三菱商事(株)
職能グループCEO補佐
兼国際経済センター所長
第10回
 日本とアジアの未来に向けて
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