新刊紹介

『営業マンのための貿易の基礎と実務』

東中ビジコン 代表 太田 光雄(ABIC会員、元住友商事)著
出版:パブフル 販売:アマゾン(ジャパン)
定価:Kindle版(電子本)880円(税込)
   オンデマンド版(ペーパーバック~202頁~) 1,780円(税込)

著書紹介:
 初めて貿易を学ぶ人にとって、貿易に必要な知識には、今まで接したことのない概念が多い。そのため、分かったつもりの貿易の原理原則でも、実際には、曖昧な理解になっていることが多い。本書は、「貿易の基礎知識」、「インコタームズ」、「貿易の商慣習」、「貿易決済」、「知的財産権」、「契約書」、「リスク防止のために」の七つの分野にわたり、貿易の第一線で遭遇しがちな問題について解説している。どれも、貿易の原理原則に立ち戻って考えることで、曖昧な理解を正し、ビジネスマンとして、現実的で最善の対応策を考えさせてくれる。例えば;

①E-Commerceのサイト運営業者から、世界を対象に販売できると、アプローチを受けているが、留意すべき点は何か?

②輸出取引で、輸入側が「荷渡時期を保証せよ」と要求してきたが、どのように回答すべきか?

③売主が、地震・津波による貨物の損害を被らないようにするには、インコタームズのどの用語で契約するのが良いか?

④間違えて、ゼロがひとつ少ない金額でオファーし、相手がアクセプトしてしまったが、どうすれば良いのか?

⑤貨物を輸出したが、相手が代金を支払ってこない場合、どうすれば良いか?

⑥どうすれば、不良品のマスクが出荷されないようにできるか?

等々、全部で46のケースが掲載されている。
 なお、本書は、前著の『営業マンのための貿易実務』と『海外展開の基本』の貿易編に続く、貿易営業における実践的な応用問題集として執筆されたもの。