活動会員のレポート

東京国際交流館での活動

2016年国際交流フェスティバル
 8月13日(土)にABICの留学生支援活動の拠点の1つであるお台場の東京国際交流館で国際交流フェスティバルが開催された。当日は4,000人以上が来場し、昨年(2015年)より500人少なかったが一昨年(2014年)を400人上回る来場者数であった。会場では各国の自慢料理の屋台、福島物産品販売、E7系ミニ新幹線かがやきの試乗、ビニール製プールの中で遊ぶパドラーボート、サイエンス教室、国際のど自慢大会など盛りだくさんのプログラムが続いた。
 ABICは文化教室講師による茶道、華道、書道の体験教室と着付け指導を行い、500人を超える参加者に日本の伝統美に触れる機会を提供した。またボランティアの方々には朝9時から夕刻までの長時間を会場準備、展示、指導、後片付けにご協力いただいた。
 夕暮れとともに始まったのは恒例の盆踊りで、江東区民の皆さんのご指導のもとに留学生とその家族、近隣住民の方々、ABIC会員などが日本の夏の夜のひと時を楽しんだ。




秋の新入館生歓迎バザー
 11月5日(土)および6日(日)の両日にわたり第30回バザーが東京国際交流館で行われた。5日は少し肌寒い陽気であったが、開始時間の30分前から40人ほどの館内生が楽しそうに話しながら列を作り並んでいた。
 当日は台所用品、調理器具、食器類に人気があり、特に日本の伝統工芸である陶磁器をまとめて買う人が多かった。今回もABIC会員および支援企業とその社員、ならびに日本貿易会の役職員の方々から140箱の貴重な品物をご寄贈いただき、売上高は26万円になり、過去4回のバザーの中で最高の金額となった。バザー売上金は従来同様に同館の留学生支援活動に提供させていただいた。ご支援いただいた皆さまには厚く感謝申し上げたい。
 なお、例年のように会場内にABICコーナーを設け日本語広場の講師とコーディネーター6人が待機し、ABICの活動状況の説明や提供している各種講座の勧誘を行った。休日にもかかわらずご協力いただいた講師の方々にお礼を申し上げたい。



(留学生支援担当コーディネーター)